チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか
- 作者: 青野慶久,疋田千里
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2015/12/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読んだ(*・∀・)尸尸
下記の記事を読んで興味が湧いたので買って見ました。本にも出てくるサイボウズ式!まんまと書籍購入!!
どんな人が読むべきか?
・50〜100人規模になった企業の経営者もしくは人事
・人事制度を複数導入しているが、うまく機能していない会社の人事
現在divは社員数34名(年末には60名になる予定。張ヶ谷頑張る)なので、まだ明確に人事制度や福利厚生などをサイボウズ並みに整備はできていません。なので「今後このようなことが起こりそうだから備えておこう!」という心構えができたなぁと感じました。
目的はなにか
サイボウズ社内の制度については 、すべて理想となる「目的 」を明記することにした 。と同時に 、その目的に沿って運用されない場合は、制度は廃止すると伝えた。制度は目的のための手段に過ぎない。目的に沿って使われないのなら制度は必要ないことをメンバ ーの共通認識とした。
営業でも、採用でも、マーケティングでも、人事制度でも、まずは「目的はなにか?」を何度も何度も確認する必要がある。
むちゃくちゃ低レベルですが「目的」をしっかり定めないで失敗してきたこと多数。。。なので今はうるさいくらいに「目的はなんだろう?」とか、メンバーに対して「しっかり目的を書き残しておこう」とか伝えています。本来得たい成果はどこにあるのかを振り返る、認識を揃えるためにとても大事なことです。数々の失敗の中で痛感しました。
人事制度を作る際は、目的を明記する_φ(・_・
これはやってしまいそうな事例
失われてしまったサイボウズのハングリ ー精神を復活させたいと考えた 。我々は 、日本の大企業でよく見かける年功序列制度を生ぬるいものとして嫌っていた 。これからの時代は成果主義だ 。若くても成果を上げる人に報いることで 、強いモチベ ーションを引き出せる 。
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これらの人事制度の結果はひどいものだった 。社員同士の競争を促進したため 、今までにも増して他人の仕事を手伝わなくなった 。当たり前の結果だ 。他人の目標達成率が上がれば 、相対的に自分は不利になるのだから 。
だなぁと。前職ではいち営業マンで、とにかく成果を追っていたのでこの気持ちがものすごくわかる。しかし本人の問題ではなくやはり制度や目標設定などの仕組みの問題も大いにあるなぁと。(個人も未熟であったorz)今は人事という立場もあり、他の職種のメンバーと関わる事が多いので個人プレイはほとんどない。「チームワーク」をしっかり実現することができれば個人では出せない大きな成果を出すことができる。
人事制度を作る際は意識したい_φ(・_・
最近いろんなメディアで各社の素晴らしい福利厚生や人事制度のニュースが出ていたりします。しかし自社にマッチしたものは自分たちで考えるしかありません。先人の知恵を参考に「目的」を明確にして構築していければと思いました🙆