口説くために往復20時間、合計20万円かけて会いに来てくれた
いつまでも待つよ、と言ってくれて本当に3年待ってくれた、そしてその間何度も会ってくれたし、何度も口説いてくれた
まったく興味がなかったけど、話をするうちに興味を持った、20人くらい会った
という話を2年前、1年前、先日にそれぞれ聞いた。採用にそこまでするのはすごいなぁと素直に思いました。
そしてすごいなぁと思ったのはこの話は多数の会社ではなく、とある1社の話だからですね。登場人物はCEO、CTO、人事担当など役職に問わず「採用にそこまで全力でやるのか！驚いた！」というところまで行動しているんですよね。その会社は売上も毎年成長しているし、社員数も毎年倍以上に成長していたりするので、やっぱりすごいなぁと。
内定承諾をもらったけど、土壇場の辞退
結構前にそんなことがあったなぁと「口説くために往復20時間、合計20万円かけて会いに来てくれた」という話を聞いて思い出しました。幹部採用をしていた時に「この人だ！」という方に内定を出しました。そして承諾してくれてから、数日後「すいません！他の会社に行きます！」という連絡が(´；ω；｀)ﾌﾞﾜｯ
当時辞退後面談を必須で行っていたのですが、よくよく聞いてみると、「他の会社の社長から毎晩連絡をもらい、とても熱く口説かれた」と。
うちでも会食をしたり、会議に参加してもらったり、「うおーやりきったー！後悔はないぞー！」と思っていた矢先のことだったので、「上には上がいるなぁ」と素直に反省しました。自分がもっと熱意を伝えれば心が変わらずに済んでいたかもしれません。
今でも一緒に働きたいなぁとは思いますけどねっ！
1回の面接に「20万円」かけられますか？という話
別に20万円かけるのが正義！20時間かけましょう！というわけではないです。採用をするために「そこまで自分のことを考えてくれるのか！」「そこまで熱心に誘ってくれるのか！」とその人に思ってもらえること、思いを伝える大事さがあるなぁと思いました。
これはなんと表現したらいいのかわからないですが、20万円・20時間かけた「行動量」がその人の心を動かすことがあるんだなぁと。
20年以上の歳月をかけて1人で植えたシバザクラみたいな。妻への思い強いな！みたいな。伝わるのか？これはw
