写真の失敗によくあるパターンの「串刺し」「首切り」に関して解説をしたいと思います。これまで撮影した写真を見返してみてください。以外と串刺し、首切りの失敗をしている写真は多いのに気づきましたか?これは一度意識をすれば、今後撮影する時に失敗が少なくなるので、ぜひ注意して見てみてください。
「串刺し写真」とは
頭に何かが刺さっているように見える状態を「串刺し」という状態です。街灯・植木・電柱・アンテナなど画像のように串刺しになってしまっている画像をよく見かけます。Google検索でも「串刺し カメラ」と検索いただければいろんな写真が出てきますね。
基本的には構図を決めてスタンバイしておく必要がありますが、子供の場合は突然ポーズを決めてきます。子供に集中がいってしまい、周りを見ていなかったことが串刺し写真になってしまった原因です。
キャプチャの画像はLightroomで加工済みです。ポール時計を消しました。また露光を変更しています。消したことにより顔を見た後に、「時計」という意識の分散が減り、よりよい写真になったことがわかります。
「首切り写真」とは
これもよくあるパターンです。「首切り カメラ」で検索をするといろんな参考写真が出てきますね。よくあるのはインタビューや社員紹介で撮影する時にこのような首切り写真になってしまうパターンがあります。
まとめ
焦って写真を撮ると被写体以外の物に注意を払うことが難しくなる傾向にあります。被写体だけではなく、周りも同時に注意を払い、撮影をするようにしましょう。
また人間の心理的/自然な行動としてひらけた窓の前に立つより、窓枠のところに立ってしまう傾向にあるようです。被写体の方の「窓の前に立ってしまうと景色が見えないかも?」という親切心もあるかもしれません。しかし首切り/串刺し写真にならないようにするためにカメラマンが誘導してあげる必要がありますね。