仕事ができるできないの一線

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仕事ができるできないはかなり変数があると思うのですが、自分が一緒に働いていて「この人仕事できるなぁ」と感じるタイミングはいつも「こうしたい!」と言っている人だと感じています。

「こうしたい!」とはなにか

例えば「販売戦略をこうしたい!」「◯◯に新規出店したい!」などの具体的な提案とその人の意思があることです。

なぜ「こうしたい!」が言えないか

「こうしたい!」と言えない人はよく「どうすればいいですか?」と言います。このたった2つの言葉ですが、差は非常に大きいと感じています。言えない原因は①工数、②意思決定の慣れ、③リスクの3つです。飲食店の新規出店の例で。 

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工数

新規出店をする場合、出店する立地の調査、交通量、事業計画の作成、収支計画、採用計画、スケジュール作成、ガントチャート作成など膨大な工数が発生します。前任者がいればある程度フォーマット化されている可能性がありますが、今回が初めての場合はゼロから作ることになります。

②意思決定の慣れ

これまで意思決定をしてこなかった場合、どこまで決めていいかわからない場合があります。また①工数の部分で集めた情報で決めないといけません。調査をすることが仕事ではなく、どうするのかを決めないといけません。決めること、は意外とハードルが高い行動です。

③リスク

仮に意思決定をして上司に提案をしても漏れがあり「ここ考えた?」と言われることがあります。場合によっては「詰めが甘い」という評価になる可能性があります。また意思決定をして事業が進んでも、予想通りにいかずに失敗する可能性もあります。評価は下がるリスクが発生しそうです。

上記3つを行わないといけないので「こうしたい!」と「どうすればいいですか?」にはかなり大きな一線があると考えています。

 

上司はどう思うのか

「評価が下がるリスクが発生しそうです」と記載をしましたが、これはあくまで部下目線です。上司からするとまず提案をまとめてくる時点で信用度爆上がりです。また「そこまで考えたならあとこことここを考えればいける」ということになるので上司の指示工数を減らすこともできます。

部下Aには①工数の部分を全て調べるように指示しないといけません。また部下Aは調べたら「調べました、どうしたらいいですか?」と言ってきそうですよね。意思決定も上司がしないといけない状況になります。

もちろん最終的な意思決定は上司がすると思いますが、途中経過の細かいところまで全て意思決定を求められるのは結構な辛さがあります。

なので③リスクと書きましたがほとんどリスクはないです。調べることでリサーチ能力も上がるし、知識も増えるし、自分の意思決定が通ったら成功体験にもなるのでいいことばかりです。

 

仮に提案をすればするだけ評価が下がるような組織だったら辞めた方がいい気がします。

あとそもそもそこまで要求されていない場合もあります。とにかく指示待ちで大丈夫と言われているならそうしましょう。けどその仕事の仕方をずっと続けているのは正直将来的に怖い状況に陥る可能性高いです。茹でガエル状態🐸

 

 意思決定をどうしたらいいか迷ったらとにかくメモ書きしましょう。

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