中途採用支援(RPO)を行っている株式会社NewRecord張ヶ谷です。
張ヶ谷の原体験に基づいた中途採用支援(RPO)の解決する問題と解決するための方法を記載してみました。書いていて思ったんですがこれは中途採用に留まらずシステム開発、webマーケティングなどを外部委託する時にも共通の考え方ができそうだと思いました。
NewRecordは何をしてくれるのか?
NewRecordの中途採用支援(RPO)は『都合よく「スキマ」を埋めるプロ採用チーム』です。
「スキマ」とはなにか?
スキマ1:採用人事を採用/社内異動できない場面と期間
「中途採用を始めよう」と考えた瞬間に採用人事が入社してくるというのはかなり稀です。また余剰人員を異動できるというベンチャー企業もほとんどないと思います。みんな業務量パンパンで仕事している気がします。
一番オススメしているのは「すでに社内で活躍していて長く在籍している方を人事に異動させる」なのですが、およそどの部署でもキーパーソンなので異動できない。
また新規で採用をしようとしても過去データを確認したら、エントリーから入社するまでの期間は約3ヶ月でした。これもうまくいった場合の話であり保証されたものでもありません。
採用人事を採用する期間、社内異動を検討する場面の「スキマ」が発生します。そのスキマの期間の機会損失は事業進捗や競合と比べて大きな差になる場合があります。
スキマ2:急成長をしていて一時的に採用人事を増員したい場面
企業の急成長はいきなり来ることが多いように思います。それに伴い採用計画ももはや毎月更新されていき「先月計画されたものはなんだったんだ?」と思うことすらあります。毎月上方修正される採用計画に沿った形で採用人事の増員を事前に見込んでいるケースはほとんどないように感じています。
採用計画の上方修正に伴って「この採用計画を実現するために採用人事が追加で必要ですね」という会話がなされていそうです。採用人事の採用を開始しても約3ヶ月後に入社というのは相当うまくいった時だったりします。
また企業成長のフェーズは段階的に来るものだと考えていて、一度踊り場にくると増員した採用人事が余剰になるケースがありました。異動先があればいいのですが、ない場合は余剰となるため配置転換が難しいです。あと本人の異動希望がないケースなんかは結構ツラいです。
スキマ3:採用人事が退職予定だけど後任が決まっていない
社員の退職は多くの場合で発生します。採用人事も例外ではありません。複数名採用人事が在籍しているのであれば一時的に担当業務を分担すればいいのですが採用人事が1人だった場合、業務の振り先がない、もしくはそれぞれ兼務ということになりそうです。
前職(株式会社div)での原体験
張ヶ谷は前職株式会社divでの「1人目人事」と「急拡大の際の採用人事責任者」を担っていました。その際に先ほど記載した「スキマ」をどう解決してきたのかを記載します。
スキマ1:採用人事を採用/社内異動できない場面と期間への対処
■結論
半ば強引な張ヶ谷の異動(自らの意思+経営判断)
■詳細
異動前は法人向け事業を担当していました。法人向け事業も大事なミッションだったのですが後任を配置し、半ば強引に張ヶ谷を異動した記憶があります。採用人事を配置することで採用人数が増えて結果的に事業拡大を目指すことができると考えての異動でした。ですが別の世界線があるとしたら法人事業がもっと伸長していたかもしれません。
スキマ2:急成長をしていて一時的に採用人事を増員したい場面への対処
■結論
各部署への異動要請
■詳細
年間300名以上の採用を行うミッションが課された時に他の部署から採用人事組織への複数名(5-7名)の異動要請を依頼しました。
大事な要素な気がするので記載しますが、この時点で5年在籍していた張ヶ谷は「かなりの古株」でした。なので社内コネクションが十分にあり依頼に答えてくれるリーダー達と直接繋がれていたことが異動要請に応じていただけたところはあるかなと思います。前提としてめちゃくちゃ協力的な人たちだったり、組織文化でした。
この場面でも別の世界線があったとしたら、異動をしないでそれぞれの部署で活躍していたら別の事業進捗があったかもしれません。
スキマ3:採用人事が退職予定だけど後任が決まっていない
■結論
幸いにしてこの課題はありませんでした。
どちらかといえばNewRecordで中途採用支援(RPO)を行う中で相談されるケースとして非常に多いのがこのパターンのように感じています。
スキマ1、2もたまたま上記解決策を実施できましたが、実施できなかったパターンというのもあるなと思います。その実施できなかったパターンを解決するのが『都合よく「スキマ」を埋めるプロ採用チーム』の存在なんじゃないかなと考えています。
都合よく中途採用支援(RPO)を活用するとはなにか
スキマ1:採用人事を採用/社内異動できない場面と期間での活用
採用開始してすぐ採用活動を始めることができます。またさまざまな支援事例があるので「しなくてもいい失敗」「車輪の再開発」を防ぐこともできます。採用人事がいないことによる機会損失も発生しません。
また採用支援を行う中で採用人事の採用ができた際にバトンタッチをすることも想定しています。バトンタッチをする際はマニュアルやナレッジなどこれまで行ってきた採用活動を文章で残すことでスムーズに引き継ぎが行えるように準備しています。
スキマ2:急成長をしていて一時的に採用人事を増員したい場面での活用
上方修正された採用計画に必要な採用人事の工数をすぐに提供可能です。採用人事を採用するまでの期間を待つ必要はありません。また採用目標数を達成した際に業務委託を終了することも可能なので、社員を異動した場合と比べ異動先の検討や余剰人員を発生させないということも可能です。
また採用活動を再開する際は再依頼いただければすぐに採用活動を始められますし、これまでの採用活動の文脈も理解していたりするので非常にスムーズかと思います。
スキマ3:採用人事が退職予定だけど後任が決まっていないへの活用
前任の採用人事が担っていた採用業務をまるっとNewRecordで巻き取ることができます。採用人事在籍中に依頼をいただければ直接話を伺い退職されても問題なく運営できる体制を構築します。
また新たな採用人事の採用も同時進行で行い、採用人事が採用できた後はバトンタッチして依頼終了という活用方法があります。
どの業界、規模でも発生する共通の採用課題
張ヶ谷の個人的な興味関心の話になりますが、1つの事業より様々な業界や事業に興味関心があります。たまたま友人の依頼でクリニックを運営する企業の人事アドバイザーをすることがありました。幸い貢献することができ、その経験から「これまで経験した採用の実務や知識は他の会社でも活かせることができるのではないか?」という想いが湧き、「中途採用支援(RPO)を通じて様々な業界、事業に関われるのは面白いのでは?」と考えるようになりました。
また張ヶ谷の個人の時間だけでは解決する量に限界があります。なのでノウハウやナレッジを共有して「プロ採用チーム」として中途採用支援(RPO)を多くの企業に提供できるようにしていこうと考えています。
「しなくてもいい失敗」「車輪の再開発」に費やす時間はどの会社にもないはずで、それよりももっと事業を進捗させてより多くのサービス利用者に貢献してもらえたらと考えています。
ところで「都合よく利用」されてNewRecordのうまみはあるの?
あります。
「採用」は事業が成長/継続していないと発生しません。期間限定で利用をしてもらったとしても支援期間中に貢献をすることができれば、おそらく社員の採用人事の方にバトンタッチしても再度急成長した際に「もう一度採用支援お願いできません?」と言われるはずと考えています。
またベンチャー企業は国も応援する分野であり、絶え間なく立ち上がっているので採用人事の初期構築は絶えず発生してくるニーズのように思います。ここは各々試行錯誤するより、もはやテンプレートをそのまま導入する方が効率的なように思います。その後独自性を追加していく方が良さそうです。採用支援を行うにあたり最適な方法の事例を貯めていくことができているのでNewRecordのうまみは十分にあります。
採用で企業が注力をすべきは「見極め」と「意向上げ」
採用において企業側がもっとも注力すべきは候補者の「見極め」と「意向上げ」です。
入社後に期待するミッションを実現できるか?ミスマッチは起きないか?を面接やワークサンプル、体験入社などを活用して見極める作業は非常に時間を費やします。頭も使います。
また優秀な候補者であればあるほど他の会社からの誘われている、内定が出ている場合が多いです。会食を実施する、現場メンバーと会ってもらう、手紙を書く、プレゼントを送る、遠い場所に住んでいたら時間を作って直接会いに行くなど入社してほしいと考えている候補者の意向上げを行うことで優秀な人材に入社してもらえる確率が格段に上がるはずです。加えてそれまでの採用活動の工数を無駄にしないことにも繋がります。
日々の採用活動における業務は外部に依頼をして「注力すべき仕事」に集中していただけるサポートができればと考えています。
「スキマ」が発生しそうだったり、現時点で発生していたりした場合はどのような取り組みとして中途採用支援(RPO)ができるか相談できればと思います。より多くの企業が採用における「スキマ」を発生させず事業拡大に邁進するための「プロ採用チーム」として支援を続けていこうと考えています。
オンライン無料相談も受け付けているのでいつでもご連絡ください。オフラインで呼んでいただいてもすぐにお伺いいたします。
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