
株式会社NewRecordの張ヶ谷拓実です。今年から趣味の「上場企業の決算書を見る」を活かして株式投資を真剣に考えてみることをしました。振り返りとこれからやることをまとめてみます。
ちなみにこれまでは思考停止してNISAでS&P500に全額ノールック投入スタイルでした。
■2025年の結果
+96.3%
金額はさすがに書けませんが非常に高いパフォーマンスを出せました。主要指数の年間パフォーマンスは日経平均株価+26%、TOPIX+22%、S&P500+17%だったようなので比較しても良い部類じゃないでしょうか。ビギナーズラック?
■2025年で何をしたのか?
四季報全部見た。
仕事でも、マラソンでもとにかくまずはなんでも「異常な量」ってのが張ヶ谷の特性上成果を出す傾向な気がしています。なのでとにかく情報を大量にインプットしました。
絞り込む。
四季報見る時に基準を決め、投資対象となる銘柄を絞り込みました。例としては時価総額100億円未満です。大型株は分析の難易度上がるような気がしたので対象外としました。イメージできるのが大事かなと思っています。
絞り込んだ銘柄のIRリリース全部見る。
決算短信、決算説明会資料、有価証券報告書、関連のnote、YouTubeなど。関係者のXも遡ってめっちゃ見ました。ここでも異常な量です。
それを元にさらに分析した。
IRリリースをもとにPLモデルを作成しました。EPSの成長、PERの想定・マルチプルの比較を考えて予想株価を決めました。PLモデルとかかっこいい感じで書いてますけどスプレッドシートに四半期ごとに数字手打ち、sum関数、四則演算で計算してるだけです。中学生でももっとまともなもの作れる気がします。
投資した。
ここまでの流れで絞り込んだ1銘柄に全ツッパ一点張り。このへんがたぶん一番変なところです。一般論としては分散投資かもしれませんが。ちなみにどれくらい変かというとNISA(成長投資枠、積立枠)を全解約、信用売りも含めて本当の意味で全ツッパです。普通に引くと思います。26年は同銘柄にすべてのNISA枠分突っ込む予定です。
集中投資に関しては井村俊哉さんスタイルに寄せています。
あとは放置した。
毎回の決算、プレスリリースは通知設定で把握できるのでそれだけ見てあとは放置。トイレの時にチェックするくらい。想定株価が決まっているので基準値になったら「都度保有し続けるか考える」としました。いちいち売るか持ち続けるか考えるのは大変なので無視です。先人もおよそそう言ってる。
決算説明会で質問しまくる。
決算説明会でたくさん質問しました。回答の中での表現がとても参考になりました。回答で表現しきれないニュアンス?表情?語気?が意外と参考になることがわかりました。こういうのが楽しい。オンライン説明会だったのでランニングマシーンで走りながら見たりしてました。
■前提
投資アイディアをAIに壁打ちしまくった
これがなかったら正直ちゃんと投資判断ができるか怪しいです。また調べる時間も何倍にもなっていたはずです。「自分の仮説は合っていますか?」「ダウンサイドリスクを考えるとしたらなにがありますか?」みたいな質問をすると思考の抜け漏れを把握できるのはとても参考になりました。
知識は基本YouTube。
田端さん、五月さん、PERAGARU、1UPの動画を見ていたことが多いです。本は清原達郎さんの「わが投資術」くらいでした。
時価総額100億円以下に絞った理由
グロース市場は上場維持基準を「上場5年経過後 時価総額100億円以上」に設定し、適合しない場合は最終的には上場廃止になると25年9月に東京証券取引所が発表しました。一定のわかりやすい基準ができたのでこれをしっかり目指す企業を対象としようと考えました。
ここはもはや2:8の法則で2割は達成できると考えその2割を見つけ出すゲームと考えてみました。IRリリース、SNSなどでの露出、業績など見ると「本気で目指そうとしてるな?」というのは結構わかりやすく差を感じます。個人的な見え方で恐縮ですが「もはや諦めてない?」と見える会社もなくはないです。
株価が1年で2倍になっている会社は186社
楽天証券のスーパースクリーナーでの抽出情報で2025年株価が2倍になった会社は4491社中186社でした。発生率4.1%。売上が前年高変化率10%以上で絞ると1318社に減ります。そうなると発生率は14.1%に。そんな感じで絞っていき、2倍株をいかに探し当てるかのゲームみたいな認識です。まぁ1年で2倍になったらすごいんですけども。
■2025年の反省
テーマ株の概念の理解不足
2025年の同期間でセキュリティ、IT、ドローンは3-5倍に株価が上昇していました。たらればを言ったらどうしようもないですがEPSの成長と相まってテーマごとにPERの見直しがあったことで大きく株価が上昇してました。そもそも「テーマにより株価が上がる」という部分の理解が浅かったように思います。
AI、半導体領域への投資検討
今回の投資先はNVIDIAではありません。株式投資を始めたタイミングでは割高感を感じてしまったので対象にはしませんでした。時価総額も大きかったですし。一生一緒にNVIDIAしとけばそれで良かった。
PERAGARUを使っていなかった
四半期ごとのPL分析は当初決算短信を全て見てました。IRページ見て、5年分くらいの決算短信開いて、コピペするを繰り返してましたが、後半はPERAGARUの無料版で一覧が見れるのでそれで「まとめてコピペ!」ですごく効率化できた気がします。
■学び
いまからめちゃくちゃ当たり前のことを書きます。時価総額100億円以下の企業が株価を上げるには「EPSの改善:シンプルに業績を上げる」「PERの変化:新規事業、M&Aなど」「出来高の増加:経営者の露出、配当など」を行うことだと改めて思いました。これは自分の経営する会社で注力すべきことにも繋がる気がします。
■2026年やること
他の投資先候補の発掘。
現在投資している1銘柄は想定からすると2026年中にはボトムラインの想定株価に届きそうな勢いがあります。想定株価になった時にその株を保有し続けるかどうかは再度検討します。投資候補先は常に10銘柄程度あるとより株価が上がりそうなところに乗り換えることができるので投資している1銘柄もフラットに判断することができると感じます。
張ヶ谷の特性上、対象となりそうな株の特性、特徴、流れみたいなところを把握するのに最小単元(およそ100株)を保有するのが一番手応えがあるのでそうしています。タイミングは無視です。チェック開始なら今すぐ買います。
以上です。
2025年は良いパフォーマンスを出せたので意気揚々とブログにまとめましたが、2026年分が出なかったら察してください。
ちなみにこの文章には少し脚色というか、全部を書いていない部分があります。全部書くと10倍くらいの文章量になってしまう気がするので。結果の+96.3%は本当です。
上場企業株、資産運用談義に興味がある方ぜひ話しましょう。
AIバブルの崩壊?リセッション?みたいなことが来るとか来ないとか言っているので改めて読み返そうかと思います。名著すぎるので。









