採用に関しておそらく一番最初に実施するであろう「ペルソナ作成」について今回は書いてみようと思います。また「エンジニア採用が難しい」ということはよく言われているので「エンジニア採用におけるペルソナ作成」に関して。しっかり手順を追って、適切な人材に会うことができれば、採用することは可能だと考えています。「しっかり手順を追って」がとても大事です!
その中でもとても重要度の高い「ペルソナ作成」について、現時点での自分の基準を共有したいと思います!
エンジニア採用の「ペルソナ作成」とは?
そもそもペルソナとは
ペルソナ(persona)とは、サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティング関連において活用される概念です。
実際にその人物が実在しているかのように、年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。
具体的なイメージを書き出してみる
ペルソナ作成事例
オススメポイント1「サービスの規模」
オススメポイント2「年齢」
オススメポイント3「マネジメント経験」
オススメポイント4「転職活動の状況」
ペルソナを作成できたらエンジニアとスカウト対象を一緒に見る
採用したいエンジニアのペルソナを、人事が作成した段階ではまだ完成度は50%です。実際にエンジニアにチェックしてもらうのと同時に、エンジニアと一緒にスカウト対象のレジュメを見ることで精度がかなり上がります。
10人分のサンプルを人事が用意する
エンジニアは採用のプロではありません。そのため「求人サイトに登録されている人材」を理解しているわけではありません。具体的にスカウト対象だと思う10人分のサンプルを人事が用意しましょう。
ギリギリマッチしないかも?を用意する
ベストマッチの人はスカウトをお送りしたらいいと思います。一番難しいのは「ギリギリマッチ」しないかも?という人材像です。そこを人事とエンジニアの双方が明確にすることでより明確なペルソナ作成に繋がります。
30分で認識統一を完了させる
「自分はこう思っているけどどうか?」というディスカッションをしましょう。意外と「A社は2015年当時は◯◯という技術を使っていたのでうちと合いそう」や「このサービスは◯万ダウンロードなので、まだ◯◯といった部分を経験していないので難しそう」などの意見はとても参考になります。長くやってもしょうがないので、30分程度で終えるようにしましょう!
エンジニアに関する知識を身につける
採用ペルソナを作成するためにはエンジニア/プログラミング/システムに関する知識が足りないと「そもそも何を書き出せばいいのか?」という壁にぶつかるのではないでしょうか?基本的にはエンジニアが人事になることやエンジニアの知識を身につけることをオススメしますが、すぐに知識を身につけることはできないと思うので、下記を参考にしてみてはいかがでしょうか?まずは自分で理解していることを入力して、わからないことをエンジニアに相談してみましょう!