内定、入社までは平均◯◯日

採用活動を開始して「すぐには採用できない」というのは感覚値で理解はしている気がします。ですが実際の数値がないと感覚値の域を脱せないと感じていました。その課題を解決するためにエントリーから内定、入社までの数値を見て、それぞれの平均日数を出してみました。いつから採用活動をすればいいのか?の参考になればと思います。

検証データ
期間:2021年3月〜2023年1月まで
件数:61件
雇用形態:正社員のみ
その他:職種はランダムに抽出しています。

エントリーから内定、入社までの日数

エントリーから内定までの日数:47日(約1ヶ月半)
エントリーから入社までの日数:87日(約3ヶ月)

上記のような結果となりました。職種や採用ルート(求人媒体、エージェントなど)はランダムで抽出しているためあくまで参考数値となります。

 

このデータで解決したい課題

事業計画における採用時期、費用の目安
事業計画を作成する際の採用コストと人件費の増加目安時期を想定することができます。正確な数字は採用をしてみないとわからないため推測の域を出ませんがおおよその想定値としては実績データをもとに算出しているので一時的な根拠にはなりそうです。

 

採用人事から採用したい担当者への期待値調整
採用したい担当者は「すぐ採用したい」「1-2ヶ月で入社してほしい」と発言することもまぁまぁあります(早い!)自社にデータがあれば期待値調整の根拠として示すことができると思いますが、採用活動をこれから始めるにあたって参考となると思いますので活用ください。

採用活動のための考え方

入社想定日から5-6ヶ月前が採用活動目安時期
まず候補者にエントリーをしてもらうために必要な準備があります。採用要件の設定、採用媒体・エージェントの利用問い合わせ・契約などです。準備期間として1-2ヶ月程度余裕を持っておくとよさそうです。平均内定・入社日を加えると最大5-6ヶ月前には採用活動を開始しておく必要があります。また社内に採用経験者がいない場合はもう少しゆとりを持っておくとよさそうです。

平均内定・入社日数を早めるための施策

日程調整ツールの導入
弊社はspirを使っています。他にはTimeRex、eeasyなど利用をしています。使っていないとメッセージの往復が増えるため使える状況であれば利用すべきかと思います。月額も安いので費用対効果は合うはずです。

面接回数の見直し
面接回数が増えれば当然のようにエントリーから入社までの期間は伸びます。面接の回数、ワークサンプル、面談などを見直して短縮できるところはないか検討をするのが良さそうです。

面接録画での選考導入
面接を録画して文字起こししてくれるサービスがあります。場合によってはmeet、zoomで録画したデータを他の社員に見てもらうことで面接回数を減らすことができます。録画データの取り扱いには十分注意しましょう。

ちなみに正社員採用の場合は「動画を候補者に撮影してもらって、提出してもらう」というのは著しく辞退率が上がったのであまりオススメしていません。

退職済みの方に絞ってスカウト送信する
検索フィルターができる媒体とできない媒体がありますが、方法論としては存在するので記載をしてみました。極端に言えば面接した次の日から入社してくれる可能性あるので何倍も改善されます。

とはいっても・・・

すぐ入社する人もいる
退職済みの方や現職をすぐ退職できる人もいるので「5-6ヶ月かかるって言ってなかった?」と煽られる可能性はゼロではないです。即入社の方が現れたらシンプルに喜びましょう。

すぐに採用したい気持ちは変わらない
ベンチャー企業や急成長段階の企業は「明日から働ける方」を探しているくらい人材不足は近々の課題です。平均内定・入社日数は参考程度としてとにかくできる理由を考えてできる施策は実施する、協力をして/してもらって採用活動をしていきましょう。